WindowsMobileをIPv6に対応させるアプリ

フリービットが、Emotion Link のWindows Mobile版、「Emotion Link Active Node for Smart Phone」テクニカルプレビュー版を開発したとのことです。

まず情報元の@ITから。

フリービットは8月15日、Windows Mobile向けの接続ソフト「Emotion Link Active Node for Smart Phone」のベータ版提供を開始した。同ソフトをWindows Mobile搭載のスマートフォンにインストールすることで、IPv4のプライベートアドレス/グローバルアドレス、またIPv6のグローバルアドレスを端末に割り当てることができる。また、Emotion Linkを用いた接続では、通信経路が暗号化され、高いセキュリティを確保できるという。

フリービットのプレスリリースから。

  • 急速に世界中で普及しつつあるWindows MobileをOS とする高機能携帯電話Smart Phone にアプリケーションをインストールするだけで、複雑な設定なしに、直接Smart Phone とPC、家電、ネットワーク対応機器、特定ネットワーク間のVPN(仮想プライベートネットワーク)へ対応させることが出来ます。
  • インターネットプロトコルIPv4/IPv6 に対応し、IPv4ではプライベート/グローバルアドレスを、IPv6 ではグローバルアドレスをSmart Phone に割り当てることが可能です。
  • Emotion Link Active Nodeテクノロジーによって、Smart Phoneに署名済のドライバをインストールする必要がありません。アプリケーションをインストールするだけで、利用可能になります。
  • Proxyの設定ができるアプリケーションであれば、既存アプリケーションも改変なしにVPNに対応させることができます。
    (IPv6 対応は、Emotion Link Active Node for Smart Phone をアプリケーションに組み込むか、Emotion Link Active Node に付属するIPv4-IPv6 Proxy を利用する必要があります。)
  • Emotion Linkによって通信経路が暗号化されるので、高いセキュリティが実現されています。

IPv6対応という点もへー・・ですが、EmotionLinkによるVPN等の利用が中々に興味深いです。
上記プレスリリースには、Ad[es]での動作画面が紹介されていて、ちょっとニヤリ(^^;。
現在は、企業向けのテクニカルプレビュー版ということで、実際ユーザーが恩恵を受けるのは、もう少し先になるのでしょうか。
WindowsMobileの魅力UPに十分貢献しそうな気がします。