Firefox 3β 導入 & 拡張機能などの覚書 その2

その1の続き

(拡張) ブックマーク・Webページ保存

Add Bookmark Here ²

ブックマークメニュー(下階層含む)に「ここにブックマークを追加」を表示し、閲覧ページまたは全てのタブをブックマークできるようにする拡張。メニュー上でフォルダのD&Dも可。

個人的には、メニューからブックマークを利用することは皆無なので、本当はサイドバーに表示したブックマークのコンテキストメニューに「ここにブックマークを追加」を表示する拡張があると有り難いのですが・・。

Bookmark Previews

ブックマークをプレビュー/サムネイル表示で確認できる。

作者さんのページの方で、Firefox3対応の開発版が更新されているようです。

2ペインブックマーク

サイドバーのブックマークを2ペイン表示にする

GMarks

サイドバー・ツールーバーのメニューに、GoogleBookmarksを直接表示・検索・追加ができ、Firefoxのブックマークと同期もとれる拡張

Deng Google Bookmarks

ブックマークメニューのように、GoogleBookmarksをメニュー表示・編集できる拡張

ScrapBook

Webページを保存し、ブックマークライクに管理等できる拡張。

選択範囲を保存したり、掘り下げて取り込んだり、マーカーで編集したり・・。作り込まれているのがよくわかる拡張です。

Internote

Webページに付箋紙をつけて管理できる拡張。

Taboo

あとで読みたいWebページを、サムネイル・日付・スクロール位置含めて記録できる。後からカレンダー形式での確認も可。

(拡張) RSSリーダー

私はブラウザローカルのRSSリーダーはほとんど使わないので、全然試していません(^^;

Sage

サイドバーでフィードを管理できる定番RSSリーダー

Wizz RSS News Readerの作者さんにより、上記BlogでFirefox3対応が進められているとのこと。

(拡張) ダウンロード

私自身は、ダウンロードはFirefoxの拡張ではなく、単体のダウンローダーに任せることにしました。ブラウザの拡張は一体感があってよいのですが、他で代用できるなら、拡張の数を減らすためにもやめようかと。
ダウンローダーは現在定番のOrbit Downloaderを使っています。Ver2.6.5でFirefox Beta 5統合時の不具合修正がされているそうですので、最新を使っていない方は最新を。
Orbit DownloaderでFirefoxへの統合を設定すれば、FlashGotとかは、とりあえずいいかなぁと。動画等については、Grap++というメディア検出機能がOrbitにはありますし。
ということで、以下は良いと思った定番どころです。

Download Statusbar

ダウンロード状況をステータスバーに表示する。ステータスバーからの中止・再開等の操作も可。

Firefox3では、ステータスバーでダウンロード状況が表示できるようになったと思いますが、この拡張ではグラフィカルにわかりやすくステータスバーで確認でき、管理もできるというのが、とても良い感じ。
ただ、個人的にはダウンロードしたファイルの更新日付をサーバーの日付にあわせることが出来ない?のが残念。それが出来れば、これを使っているかも・・。気にならない人にはお勧め。

DownThemAll!

分割ダウンロードもできる、非常に高機能なダウンローダー拡張。

そこいらの単体ダウンローダー顔負けの高機能さにはびっくりしました。
更新日付をサーバーの日付にあわせることも出来ますし(^^;、機能的に申し分ないと思います。

Video DownloadHelper

YouTube等の動画サイトからのファイルダウンロード支援

(拡張) 検索・翻訳

SearchWP

検索バーから検索実行時、単語毎に自動ハイライト表示。また、検索バーの各文字がそのままページ内検索ボタンになる。

検索バー使用時にとても便利です。
同様の機能があるAll-In-One Search buttonも高機能ですが、SearchWPは、検索バー内の文字がそのままページ内検索ボタンになるのがユニーク&良い感じです。
alice0775氏が一部修正されたものを公開されています。

SearchBox Sync

GoogleやYahoo等の検索フォームから直接検索した際に、その検索語句で検索バーの内容を自動で更新する。

Wikiに書かれていますが、SearchWPと組み合わせると非常に便利です。
フォームから検索実行した場合も検索バー内容が同じになるので、そのままSearchWPの機能でページ内検索・ハイライトが簡単にできます。
URLから検索語句の同期をとるようですので、検索実行後、他の検索実行結果のタブに切り替えてもその都度同期がとられます。

SearchLoad Options

検索バーから検索実行後、自動で検索欄をクリアしたり、一定時間後に、選択された検索エンジンを自動で指定されたデフォルトに戻すことができる拡張。

普段Googleを使っていて、たまにしか他の検索エンジンを使わない・・という方には、まさにかゆいところに手が届く便利な拡張。

OpenSearchFox

任意の検索フォームから検索プラグインを作成・登録し、検索バーから利用できるようにする。

とても便利。気に入った検索フォームがあれば、どんどん検索バーに登録しましょう。

Add to Search Bar

任意の検索フォームから検索プラグインを作成・登録し、検索バーから利用できるようにする。

OpenSearchFoxと同等の機能を持った拡張。どちらを使うかは好みだけでしょうか。

Easy DragToGo

リンク/選択テキスト/画像を、コンテンツエリア内でD&Dするだけで、新しくタブを開いて表示・選択テキストで検索・画像の保存といった動作を、ドラッグ方向含めて細かく設定できる拡張。

Super DragAndGoDrag de Goといった拡張が、ドラッグ系では定番ではないかと思いますが、今現在はまだ両方とも対応バージョンが3.0a1で、その後の更新がされていない?ようでした。
ということで、今元気そうな?ドラッグ系の拡張がEasy DragToGo。
テキスト・リンク・画像それぞれについて、ドラッグの方向毎に実行する動作を設定できます。設定できる動作はもう少し色々できてもいいかなぁと思いますが・・。
ドラッグするだけで検索できるのは、慣れると癖になりますね。Sleipnirにもちょっと前にこのD&D系の拡張が出ましたし。

また、userChorome.jsによるDragNgoもどきというものもあるようです。

QuickDrag

リンク/選択テキスト/画像を、コンテンツエリア内でD&Dするだけで、新しくタブを開いて表示・選択テキストで検索・画像の保存できる拡張。

設定は無く動作は固定ですが、D&D時にやりたいことは限られていると思いますので、これで十分使えると思います。



Xippee (旧名:Visual-Search Extension)

GoogleやYahoo等のWeb検索結果ページで、範囲選択したときに表示されるポップアップから、選択文字列でさらに絞り込み検索を実行したり、逆にNOT検索実行できる。

Firefox Add-onsページの内容が、拡張名以外、窓の杜の記事そのままのコピペ・・(^^;;;
検索キーワードの追加・削除が簡単にできるのが便利そうです。また、Firefoxだけでなく、様々なブラウザに対応している?模様。

CustomizeGoogle

Google系サービス利用時に、便利なリンク等を追加したり、広告を消したりできる拡張。

設定項目もたくさんあって、Google系のサービス利用時にはかなり便利そう。
CustomizeGoogle自体にAutopagerize的な機能が付いていますが、ちょっと重たい感じ・・。GreasemonkeyAutopagerizeで追加読み込みした分にはリンク追加等は反映できないのは仕方がないのでしょうけれど残念。

Advanced Dork

選択範囲やリンク、ロケーションバーから、様々なGoogle検索演算子を指定して詳細検索を実行する。

CacheIt!

現在開いているページのキャッシュを、Google・InternetArchive等、多くのサービスを利用して参照する

PicLens

GoogleFlickr等のイメージ検索結果を、3Dで動かせるサムネイル表示ウィンドウで表示する。YouTube動画のサムネイル表示・再生も可。

凄いと思いますし、3Dでぐりぐり動かせて見通しもよい・・・ですが、見てると私は酔いそうになりました(^^;
YouTubeについては、YouTubeの検索結果からは連動しませんが、3Dサムネイル表示ウィンドウにあるツールバーからYouTube検索すれば、サムネイル表示・再生もできます。ツールバー上では日本語が化けてしまいましたが、結果はちゃんと反映されている模様。。

ツールバー
翻訳パネル

選択範囲をサイドバーやポップアップで翻訳を表示する。

翻訳サービスを提供しているページを開くのではなくて、サイドバー内で翻訳できるのが便利。現在、デフォルトのexciteでの翻訳はできない?

FireDictionary

英文サイトでマウスを動かすだけで、マウスカーソル下の単語訳をサイドバーにリアルタイム表示。ローカルの辞書を使用するため高速。

Quick TransLation (qtl)

英単語を範囲選択するだけで、BabylonやGoogle等のサービスを利用して、ポップアップウィンドウで翻訳を表示する拡張。Googleのサービスを利用する場合はページ翻訳も可。

(拡張) リンク・URL関係

テキストリンク

リンクが貼られていないURL文字列の上で、ダブルクリック、または選択してEnterするだけで、通常のリンクのように開けるようにする。ttp〜といった、先頭のh抜け等にも対応。

リンクになってないURLを、何とかリンクに書き換える方法は、いくつもあると思いますが、このテキストリンク拡張は、リンクになっていなくてもダブルクリックするだけで開けてしまうというのが凄い&とても便利です。


また、alice0775氏が、userChrome.js版のテキストリンクもどきスクリプトを公開されています。

URL Fixer

ロケーションバーでUR手L入力時に、トップレベルドメイン(.com, .net, .orgなど)や、プロトコル(http:など)の入力間違いを、自動で修正してくれる拡張。

上記POP*POPさんの初めのスクリーンショットMozilla Re-Mixさん所にあるように、ロケーションバーのコンテキストメニューで、「補正を確認する」にチェックを入れないと、警告無しに無条件に修正されますので、ご注意を。

404 : Page is Not Found ? Now it will be!

404エラーでページが見つからない場合にメッセージを表示して、InternetArchiveのキャッシュを開けるようにする拡張。

SnapBack

Safariのように、URLを一時保存して後から簡単に戻れるようにする拡張。

まだ試していませんが、使えれば便利かも。

Link Widgets

開いているページ内容から先読みして、次のページ、上のディレクトリ、トップページ等にナビゲートするボタンを表示する拡張。

オートアンカーFx

URL・ページタイトル・選択文字列等含んだテキストや、アンカータグの作成を支援する拡張。右クリックする場所によって、コピーする書式を変更することが出来る。書式のカスタマイズも可。

アンカータグ作成支援ツールとして昔からの定番、オートアンカーFirefox拡張版です。
後に書くMakeLink等とどちらを使うかは好み・場合によりますが、日々大量の定型的なリンクや引用をしまくりの私個人は、メニューを1階層降りないといけないMakeLinkやCopyURL+等よりも、さっとコピーできるオートアンカー系をずっと愛用。
文字選択時、未選択時で自動で書式が変わるので、メニューのルートにある項目一つ選ぶだけでよいという手軽さは、重宝しています。ショートカットキーを割り当てる場合も、オートアンカー系なら、覚えるキーは一つですし。

Make Link

URL・ページタイトル・選択文字列等含んだテキストや、アンカータグの作成を支援する拡張。書式のカスタマイズもできて、沢山登録できる。

階層メニューなので、沢山の書式の中からその都度選択できるようにしたい場合には、Make Linkは便利だと思います。
ただ、更新情報Wikiにもありますが、%title%の内容変化が固定的というのはちょっと不便かも。

(拡張) ボタンカスタマイズ

Custom Buttons²

ユーザーが作成したスクリプトを実行するボタンを、簡単に追加・配置できるようにする拡張。

「ふと今日は・・・・・・」のSIONさんの所等で、沢山のCustom Buttons用ボタンが公開されています。こちらを見れば、その便利さは一目瞭然。Custom Buttons²をインストールされていれば、公開ページにあるリンクをクリックするだけでボタンのインストールが完了し、ツールバーのカスタマイズからボタン配置できます。

ちょっとしたものであれば、拡張を増やさなくてもこのボタン追加だけでかなり便利に。ボタン派な方にはうれしい拡張。
userChrome.jsとは違って、スクリプトということを意識せず、手軽に便利なボタンとして増やせるのが良い感じです。



(拡張) メニューカスタマイズ

Menu Editor

メニューバー、コンテキストメニューの任意の項目を、並び替えたり非表示にする。

以下はメニューカスタマイズとはちょっと違いますが、行き場がないのでこちらに。

範囲選択でコンテキストメニューを自動で開くスクリプト

範囲選択してマウスボタンをアップした時に、自動でコンテキストメニューを表示できるスクリプトなど。
試してみると、これが非常に便利。コンテキストメニューを普段多用している方は、是非お試しを。

私が試した際、初めの1回目にメニューが出ないことがありましたが、何か環境の問題かな・・。

範囲選択で独自メニューを自動で開く拡張

範囲選択してマウスボタンをアップした時に、こちらは独自のメニューを開くことができる拡張。検索系やURL系とかぶりますが、メニュー内容が広範囲なのでこちらに。

(拡張) キャプチャ

Abduction!

Webページを画像としてキャプチャし、ページ全体、または選択した範囲をPNG/JPEGファイルに保存する。

キャプチャを行う拡張としては、これとは別に、Screengrab!という拡張もあります。こちらはJRE入れればFlashコンテンツもキャプチャできるそうですが、私の環境・バージョンが悪いためか、試した際はエラーで上手く動作しませんでした。
Flashコンテンツ対応さえ気にならなければ、Abduction!でキャプチャは問題無さそうです。

FireShot

ページキャプチャ後に、簡単な編集画面を開いたり、Eメール送信もできるという高機能なキャプチャ

高機能故に少し重いかも?。Flashコンテンツのキャプチャにも対応しているようですが、YouTubeで試したらキャプチャ実行時に再生が先頭に戻ってしまいました。
またAbduction!に比べて、縦に長すぎるページをキャプチャすると、サイズがでかすぎるというエラーになりやすいかもしれません。



(拡張) 広告関係

AdBlock Plus

Webページの広告を取り除いて表示できる。

Wikiによりますと、Ver0.7.x系ではAdblock Filterset.G Updaterとの併用は推奨されていないそうです。
リストを増やしすぎると、かえって重くなると思いますので、程々に・・(^^;。

Adblock Plus: Element Hiding Helper

AdBlock Plusと組み合わせて使用。Webページで非表示にしたい要素を枠で選択して、簡単にAdBlock Plusにリスト登録できる。

作者のページで、単一言語のロケールのみを同梱したインストールファイルが公開されています。



(拡張) セキュリティ

CookiesLive

Cookieを暗号化して保存し、再度読み込んだり他のFirefoxでも使えるようにする。

まだ実験中(サンドボックス)の拡張ですが、興味深いです。

FoxyProxy

サイト毎に指定したプロキシで接続できるようにする拡張

User Agent Switcher

ユーザーエージェントをメニューから切り替える

Secure Login

認証が必要なサイトで、デフォルトの自動補完を無効にし、ボタン等から一発でフォーム入力・ログインをまで実行する拡張。複数ユーザーの選択も可。

Password Exporter

パスワードマネージャーに保存されたパスワードを、XML/CSVファイルにエクスポート、またインポートする拡張

(拡張) 設定関係

ProfilesSwitcher

プロファイルを簡単に切り替えられるようにする拡張。

特にFirefox3導入時には非常に便利そうですが・・まだ試してません。

Quick Preference Button

オプション画面を開かずに、オプション設定を行うメニューを追加

これは本体のVerと密接に関係しそうですので、正式版が出た頃に試してみます。

ChromeEdit Plus

userChrome.css、userContent.css、user.jsを編集するウィンドウを開いたり、プロファイルのフォルダを開くことができる。

(拡張) その他

Nuke Anything Enhanced

Webページで、選択した任意の要素を非表示にしたり、選択以外を要素を非表示にできる。元に戻すことも可能。

Clippings

定型文を、フォームやテキストエリアに入力する拡張。

Shareaholic

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