ahttpproxy 071220

WindowsMobileデバイスを、iPod touchやノートパソコン等からのネット接続用モバイルAPとして利用できるようにする、PythonCE+MortScript製のHTTPプロキシ、ahttpproxyがVerUpしています。

色々手を入れています。安定度が増していると思います。あと、コントロール画面の情報が増えました。

連日の更新です。が、ちょっといぢってEM ONEとiPod touchの組み合わせが快適になりました。YouTube閲覧時のストレスもかなり減りました。
パフォーマンス面で色々試したのはバッファの大きさだけです。TinyHTTPProxy.pyでの値は8KBで、ZEROProxyと同じだと思います。EM ONEをサーバに、Windows XPをクライアントにして色々試した際にはバッファの大きさを128KBか256KB程度にするとパフォーマンスが非常に良くなったのでそのまま公開していたのですが、実はiPod touchでは最適ではありませんでした。
という訳で、再び8KBや16KBを試してみたところYouTubeは快適になる一方でSafariレンダリングは一部のページで非常に遅くなってしまいました。そんな訳で中をとって64KBにしてみたらiPod touchをクライアントにした際のYouTubeSafariも快適に動作するようになりました。クライアントがWindows XPの場合は256KBよりもちょっと遅くなるようですが、まぁ、それほど酷くないのでいいかなと。

Ver071218で、MortScriptの方に、harddialがあれば、それをネット接続・切断に利用するよう、パス設定が先頭に追加されていました。またVer071210から追加されたクライアントからのコントロール画面に、Boot time,Connect timeの表示項目追加、画面refreshの機能追加をされているようです。
そしてVer071720でバッファサイズの調整をされています。リンク先にも書かれていますが、回線によってバッファは調整するとより快適になるのかもしれません。


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