TKIF(TenKeyInputForm) Ver0.0.1
テンキー・ソフトキー操作のみで英数後変換・カーソル移動・範囲選択・定型文入力・任意のアプリ起動可能な別入力ウィンドウを表示し、入力内容を前回アクティブウィンドウへ文字を貼り付け・上書きできるツール、TKIF(TenKeyInputForm)が公開されています。
同梱のtkif-readme-0.0.1.txtから。
エディタや2chブラウザ等で文字入力をする時に、
別窓を開いてテンキー入力しやすい状態で入力し、
閉じる際に元のソフトに貼付するという仕組みで動作する
入力フォームです。
(中略)
(特徴)
- 左右のメニューが全て数字キーで選択可能。
日本語入力モードのときでもメニューが出ている間だけ
自動的に数字モードに切り替わるようになっています。
選択後はもちろん元のモードに戻ります。
(ただし、普通のよりもっさりしてます。)
- 左メニューには「コピー」「貼り付け」等のみならず、
範囲選択コマンド(「行選択」「現在位置から先頭まで選択」「全体を選択」等)
カーソル移動:(「行末へ移動」「文書の先頭へ移動」等)
といった機能を装備し、テンキーでの編集を支援。
- 左メニューに「英数後変換」を装備。携帯での入力のように
「あかさ」→「123」or「.AD」という変換が可能。
何をどう変換するかは tkif_conv.txt の編集でカスタマイズ可能。
- 右メニューは tkif_rini.txt を編集して10項目まで任意機能割り当てできる。
現在対応している機能は
「定型文挿入」
「外部アプリ起動」(MCHARなどを入れておくと便利)
「外部テキストファイル内容挿入」(AAなどをファイルに用意しておくことを想定)
- 起動時にあらかじめ Ctrl+A Ctrl+C をしておいて内容を取り込む機能
元々のフォームでの入力内容を TKIF に取り込んで編集して、
貼り付け時に全上書きすることができます。
(コマンドラインオプション /c)
スクリーンショット付きの詳しい説明ページがありますので、そちらを参照下さい。
縦画面入力時に威力を発揮しそうです。特に、コマンドラインオプション指定で、起動時にあらかじめCtrl+A Ctrl+Cで内容を取り込み、編集後に上書きもできるようにするなど、他のウィンドウへの文字入力に特に配慮されているのが大きな特徴でしょうか。
id:mee_changさんのPQEditを彷彿させますが、TKIFは、また違った方向性が感じられる入力支援ツールだと思います。
TKIFは、こちらのページで公開されています。