Shell32 Extension Ver0.00

シェルを拡張して、「送信」でのメールアプリ変更や、プログラムや設定のアイコン幅変更、タイトルバーに日付も表示した際の書式を地域の設定によらずに変更+あの細い縦棒まで消してしまえる、Shell32 Extensionを、ホーミンさんが公開されています。

なかなか構想状態のまま完成しそうも無いので、まずはシェル拡張ネタをアプリにまとめてみた。
またもやベータ版かつ説明書無しですが、後悔はしてないw

Shell32Ext(シェル拡張)

  • 「メールで送信」アプリの変更
  • プログラムと設定のアイコンを詰める
  • タイトルバーの日付書式を変更(設定-地域-日付の短い書式に依存しない)
  • こっそりと日付+時刻表示した時の縦棒問題を解消。

もう・・ここまでできてしまうところが凄すぎて凄すぎて(ry。。これまでテスト的に公開されていたネタも含めてまとめていらっしゃいます。
β公開という扱いだと思いますので、使用される際は自己責任で。


自分のW-ZERO3[es]で試してみたところ動作しましたので、たまには(ぉぃ、ということで、少し使い方を書いてみます。


インストールは、公開されているzipファイルを解凍して出てくる「Shell32Ext.cpl」を、Windowsフォルダに入れるだけです。
すると、スタートメニュー→設定→システムタブに、「Shell32 Extension」とあるアイコンが表示されます。
それをタップするとこんな設定画面が表示されます。

  • 一番上の「Enable Shell Extension below:」の左にチェックを入れると、このShell32 Extensionの機能が有効になります。
  • 二番目の「Change "Send via E-Mail" application」は、ファイルエクスプローラ等から、「送信」を実行した際に起動するメールアプリを置き換える機能のようです。チェックを入れて、Browseボタンでメールアプリのexeを指定し、下にある「Target File」の左右の入力欄に引数等を指定するようです。
    実際に渡される引数は、「Target File」の位置に、送信対象のファイルパスが入った状態になるようですので、その前後に指定したい引数があれば、それを左右の入力欄に入力します。
  • 三番目の「Stuff Programs & Settings Icons」が、スタートメニュー等から「プログラム」や「設定」を開いた際のアイコン幅調整になります。これにチェックを入れると、こんな感じで、1画面に沢山のアイコン表示ができるようになります。

  • 四番目の「Change TitleBar Date Format」では、Pocketの手等でタイトルバーに日付も表示させるようにレジストリ設定した場合の、タイトルバーのみの日付書式設定を指定することができます。
    通常、このタイトルバーの日付書式は、設定→システムタブ→地域→日付の所で指定する「短い形式」の書式に従いますが、ここを「MM/dd」にしてしまうと、エクスプローラ等で表示されるファイル更新日付も月日だけになってしまいます。かといって「yy/MM/dd」にすると、タイトルバーに年月日が表示されてタイトルバーのスペースを圧迫してしまう・・と悩ましい所がありました。下の画像は、日付の「短い形式」を「yy/MM/dd」にしたところ。また、OS側の問題もあり、日付の右側に縦線が表示されてしまいます。


しかし、Shell32 Extensionのこの「Change TitleBar Date Format」の下の入力欄に、例えば「MM/dd」と入れておけば、地域設定の「短い形式」に関係なくタイトルバーにのみ書式が反映されます(表示が反映されるまでは、少々タイムラグがあるようです)。さらに、日付の右側に出ていた縦線も消えます。ということで、下の画像のようになります。


OS側の問題さえ何とかしてしまうホーミンさんの技術には、毎回驚くばかりです。。
また、今後のネタとして、FileSysExt(ファイルシステム拡張)、GwesExt(入力やWindowとかの拡張)といったものも考えられているようで。。一体どこまで行ってしまわれるのか(^^;


いつも便利なツールの公開ありがとうございます。